【関ジャム】2021.4.18

ゲストは2年ぶりのさだまさしさん





さださんの回ではお決まりの(?)
即興曲作りが今回は
カズレーザーさんがフレーズ、
ヤスくんがメロディーを作って
それぞれを曲にする、
ということで
ヤスくんは
つい1ヶ月ほど前に納品された
新しいアコギで参加。
しかも”即興”なので
その場でメロを作った



指弾きの音が
柔らかくて優しい。
そのメロをさださんが
すぐさま採譜

うわ、すごい。
音符、書いてくださってる。
なんてステキな経験、してんのやろ

キラキラした表情で
すっごくうれしそう。
そんな笑顔が見れてうれしいです!





聞いて私の頭の中に浮かんだのは
【忘れてもらえないの歌】
曾根川に騙されてることも知らず、
久しぶりに集まった
滝野、稲荷、良仲、瀬田、麻子が
作った曲。
曲の出だしで
音がオクターブ動くところは

♪震えるような

これを思い起こすなぁ。
でも歌詞がうまくハマらなくて
稲荷が作り直し
滝野がアコギを弾き麻子が歌った

♪おびえる場所から飛び出した

いい、いい歌だ!



なんでそんなことを思い出したのか、
自分でも不思議。
でもあの時も
滝野は即興で、
一生懸命曲を作ってたよね





さださんは
言葉をとても大事にしていて、
日本語を言葉にしたときの
抑揚を生かして音楽にしている。
だから
不自然な譜割りが無くて
私の耳にはすーっと、
言葉の意味のまま入ってくる





「言葉は繰り返すうちにメロディになる」
さださんに言われて

言葉に意味があるって
日本語だからこそ
大事に出来るところです


ヤスくんがすごくうれしそうだったのが
とっても印象的だった。
ヤスくんも言葉に意味を、
しかも二重三重に意味を持たせる人。
だから
自分のやっていることと重なって
嬉しかったのかもしれない



リズム重視も
新しい日本語の曲みたいになって
耳に引っかかるけど、
それは時には 意味を持たない
文字の羅列に聞こえることもあって。
私の耳と脳では
なかなか馴染めないものもある



それが
日本語を話すように作られていると
スーッと入ってくる私は
昭和の遺物なのか!?と思っていたけど
さださんの話を聞いて
それでもいいんだと思えて
ホッとした





◆セッション『案山子』
ヒナちゃんはボーカル。
マイクはテレ朝のものを使用。
ヤスくんは海色のシンライン



歌よりなにより驚いたのが
ヤスくんが指輪をしたまま
弾いていたこと!



アコギで即興曲作りのときは
まだ想像ついた、
けど
セッションでもはめたままだったので
驚いたし うれしかった!





ずーっと前は
演奏も被せだったりして。
そんな頃のヤスくんは
指輪をして弾いていた。
が、
バンドに本気になってからは
弾くときに邪魔になるからと言って
指輪をして演奏することは無かった



セッションで一緒になった
ミュージシャンの方々が
指輪をはめたままでも
ちゃんと演奏出来ているのを見るたび、
ヤスくんも出来るはず!
指輪したまま
演奏したらいいのに…と思いながら
何年も 何年も見てきた



たまーに、たまーに忘れたように
はめたまま演奏していたが、
そんなことは極めて稀だった



今回も忘れていたのかなぁ!?
でも、いい音、してたよ!
よかったよ





ヒナちゃんの歌声も
丁寧で優しくて
言葉に心を込めて
しっかりと歌っていたのが伝わってきて
とても温かくて優しかった



単語ひとつひとつを丁寧に歌う
ヒナちゃんの歌い方は
言葉の意味がダイレクトに伝わってきて
とってもよかった





この回全体、温かくて。
日本語の歌っていいな!って
改めて思わせてくれました